読書記録1 不思議な量子のお話 『先生、それって「量子」の仕業ですか?』
はじめに
このブログでは読書記録が主な軸ですが、いままで気にしていなかった分野にも興味をもっていただけたらなぁといろいろ書いていきます。
私は40代になってはじめて数学、物理などが面白くなりいろいろな本を読み漁るようになりました。
それまでは数学、物理、下手したら二次関数だってちんぷんかんぷん。
中学はもちろん、高校、大学と文系を進んできました。
そもそも数学や物理が面白いという感覚がわからなかったし、自分でも文系なんだからしょうがない、理数系の人とは全く違うと考えていました。
しかし、今思えばただの言い訳だとわかります。
一度、興味を持って理数系の本を読み始めるとまさに「目から鱗」がポロポロ落ちて、面白いネタがたくさん転がっていました。知識や技術もそうですが、人物伝がまた面白い!ただただ、受験の知識として頭に詰め込むだけではもったいないくらいです。
でも彼一人が万有引力 を導きだしたわけではなく、ニュートン登場までにさまざまな背景を持つ学者たちが、関係したり時には争って発見を積み重ね、ニュートンへ繋がることで万有引力という知識を人類は身に付けることができました。
さらに、ニュートンという人物から後世の学者たち、例えばアインシュタインへ・・・。
先生、それって「量子」の仕業ですか?
今回は猫のシルエットの表紙がかわいい
「先生、それって「量子」の仕業ですか?」をご紹介します。
そもそも量子ってなに?
それはね・・・と初心者にわかりやすい例えで量子という学問を紹介されています。
私にとって光は常に日常にあるもので、家でスイッチを押せば部屋を明るくしてくれて、テレビがアニメを流して、花にはいろいろな色があって・・・光その存在自体に疑問をもつことはありませんでした。
じゃあ、光とはこんな不思議な性質があるんだよ、とわかりやすい導入からはじまる初心者向け物理読み物になります。
普段見たり触ったりしている世界とは違う、でも必ず存在する不思議な量子のお話。
知的な刺激を受けること間違いありません。