読書記録8 『「超」入門 微分積分』
はじめに
高校時代は本当に数学を可能な限り避けてきたので、2017年おじさんになって正直「微分積分?やったっけ?」というところからのスタートでした。
ん〜、本当に記憶にかすかにもないんです。そもそも、数学のどのステップかもわからない。
そんなレベルの私でも十分楽しめた本をご紹介します。
「超」入門 微分積分
まずこの本を読んでわかりやすかったのは、数式を具体的に絵で解説してくれていること。ただ、この数式はこうやって解を求めるんだよ、ではなくこの数式はこういう意味なんだというところから理解できます。その上で、積分とはどういう考え方なのか、次に微分はなにを見ようとしているのか手順を追って解説されています。
微分積分という漠然とした考え方を細かく細かく分解して、そこから考え方を再構築されていくので私にとっては目から鱗な内容ばかりでした。
数式はでてきますが、それ以上に魅力的な話ばかりなのでまったく苦になりません。むしろ、次を読むために理解したいという気にさせてくれる良本です。
知的な刺激になること間違いありません。